舌苔とピロリ菌があると口が臭くなる？

今回は、舌苔とピロリ菌を注目してみました。

舌苔やピロリ菌があるとどうして口が臭くなると言うのですが、
その理由について解説していますので、参考にしてください。


舌苔とピロリ菌があると口が臭くなる？

多くの方は、ご存じだと思いますが、舌苔やピロリ菌があると、
口が臭くなります。

これらは、口臭を発生させる原因菌が含まれているからと言われていますが、
発生のメカニズムや口臭との絶対的な因果関係については、
まだはっきりとはわかっていない部分も多いようですね。

先ず、舌苔なのですが、これは、粘膜から脱落した上皮細胞や細菌、
食べかすや血球から構成された成分になります。

細菌は口臭の原因にもなりますし、他の成分も口臭の源となるんです。

舌苔が付着する原因としては・・・

・口の中の衛生状態が悪い

・ストレスや加齢

・緊張症や自律神経失調症

・糖尿病などによる唾液の分泌量の低下

・基礎体力の低下や免疫力の低下

これらが挙げられます。

それで、舌苔を除去することが口臭予防の1つと言われているのですが、
この時、除去する方法には特に注意して行わなければいけません。

その理由としては、あまり強くかきとると、
舌の表面にある舌乳頭と言う組織が剥ぎ取られてしまい、
口臭がさらに増すようになってしまうこともあるからです。

そして、味を感じる味蕾と言う器官を傷つけてしまい、
味覚障害になってしまうケースもあるようです。

舌苔を除去する場合、専用のブラシなどを使い、優しく行うようにします。

次に、ピロリ菌と口臭のどんな関係があるのか？

これまで口臭のなかった人が急に口の匂いがきつくなり、
胃の中で見つかったピロリ菌を除去したところ口臭が治まったことから、
その関係性が指摘されるようになったと言うことです。

一節によると、ピロリ菌と口臭の原因菌とが同じものだから、
と言うものもあるようなのですが、ちゃんとした理由と言うのは
まだ解明されてはいないようですね。